歯が生えてくる準備は妊娠初期に始まります。生まれたときには歯は生えていませんが、すでに整いつつある状態です。(まれに先天性歯という、歯が生えた状態で生まれてくる赤ちゃんもいます。)
妊娠7〜10週には”歯胚”という乳歯の芽ができてきます。妊娠14週ころになると大人の歯の”歯胚”もできてきます。大人の歯が生えるのはおおよそ6歳頃ですから、6年以上もまえから歯が生えてくる準備が始まっているのです。
6歳臼歯の石灰化が開始するのは、”出生時”ですから、体の神秘を感じずにはいられません。
胎児は母体から栄養をもらって育ちます。ママの栄養状態は赤ちゃんに反映されます。
妊娠中、特に積極的に取り入れたい栄養は、葉酸・鉄分・カルシウム・食物繊維です。
特に赤ちゃんの歯胚の形成には、カルシウムに加えてカルシウム代謝を助けるビタミンD.E、歯の基礎をつくるビタミンA.Cも大切ですので、必要量をしっかり摂取できるように心がけましょう。
つわりの時期が落ち着いたら、バランスよく食事をとるようにしたいですね。
花空木デンタルケアオフィスでは、墨田区の妊産婦歯科健康診査を受け付けております。
また、マタニティプランもご用意していますので、ご体調のよいときにぜひ口腔ケアにおこしください。