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myoTaleaとmyobraceを始めました

myoTaleaに続きmyobraceも私自身が始めました。

説明書より抜粋

MYOTALEA®TLJによる治療
不正咬合、睡眠に関連する呼吸障害や顎関節症は、全て口腔顔面筋が弱いことの兆候です。通常、成長期にこれらの舌、口唇、顎、のど、気道の筋肉が十分に使用されていないため、今後の成長発育に影響を及ぼします。
睡眠呼吸障害や顎関節症を抱えている患者さんはたいてい口呼吸者です。習慣性口呼吸と筋緊張低下は、睡眠中の気道閉塞を招き、長期的な症状緩和を達成するため、対処しなければいけません。
Myotalea®TLJは、睡眠呼吸障害の問題を緩和する補助装置としてお使いください。

歯列不正、顎、睡眠、呼吸などの問題がある患者さんは舌、口唇、顎の筋肉の力が十分ではありません。
睡眠に関連する呼吸問題の根本原因を解決するためにこれらの筋肉を強化する必要があります。
Myotalea TLJは舌、口唇、顎の筋肉強化を促す筋機能装置です。また睡眠呼吸障害(BDS)の症状を示す患者さんの多くはのどや咽頭部の筋肉が弱く、これらの筋肉を対象にしたエクササイズもあります。筋機能矯正治療や
TMJBDS治療に不可欠です。
MyotaleaTLJは以下を含む軟組織の悪習癖の改善を目的とします。
・習慣性口呼吸
・ 安静時に口唇が開く
・ 低位舌
・ 不正なの下パターン
・のどや気道の筋肉が弱い

myobrace装置の効果
MRCは成長期における子どもの口腔習癖を改善する装置を開発してきました。この治療により、子供の顔貌のよりよい成長をもたらします。この治療の要は舌の位置と機能であり、鼻からの呼吸と口の筋肉の正常な機能が習慣づけられます。この治療法は子供に比べ大人には難しいですが、治療原理は同じであり、最適な結果が得られます。

治療の目標
・会話、食事の時以外はいつも口を閉じる。
・ 鼻から呼吸をし、
上下の顎の正しい発達と咬合を達成する。
・前歯の正しい整列のために、飲み込み時に唇を動かさない。
・ 改善された歯列。
・ 改善された顔貌の発達。


以前から私自身にも口腔機能の悩みがあり、
顎関節症があること
TCH(歯の接触癖。歯ぎしり食いしばり)があること
不正な嚥下パターンが残っていること
年齢とともに疲労時にいびきがでることや顔貌の変化
などが気がかりでした。

咬合誘導装置(小児矯正マウスピース)診療をしながら、
私も子どもの頃使いたかったし
今からでも使いたい。
と思ってきました。
年月がすぎ、とうとう、
自らも始めてみることにした経緯です。

myoTaleaは1日10数分のトレーニングに使います。
myobraceは1日1時間と就寝時に装着をします。

トレーニングは体幹の筋トレと同じような感覚です。
毎日のお風呂や歯みがきと同じように続けると少しずつ
変化が見られ、やらないと落ちつかないくらいになってきます。今日の10分が明日の私を、未来の自分をつくると思うと前向きに取り組めます。

装置の装着は、初めは驚きの連続でした。
まず、とにかく唾液が止まりません。
締め付けられる感じで窮屈で、痛いし不快です。
口も閉じないし、よだれはたれるし、
これを毎日1時間、ましてや寝る間にしているなんて、、こどもたちはよくがんばってくれてたな、と思う程でした。

しかしそれが、めげずに装着し続けていると
数十分すると口は閉じるようになり、
痛さは軽減し唾液も飲みこみ処理できるようになり、
鼻呼吸しながら朝までつけることができます。
不快感はなくなります。

装着の結果、
咀嚼筋群(咬筋・側頭筋など)の負担と
顎のクリック音は軽減され
口を開けるとまっすぐ開くようになり
口角があがり下顔面の概形が締まり
発声がしやすくなり
口腔内の不快症状も緩和しました。

顎の位置が整いまっすぐ開くようになったので、
かえって鼻や頬骨などの中顔面の歪みが気になるようになりました。

引き続き挑戦し、
また変化をみていきたいと思います。

今回自ら筋機能療法をはじめてみて、
治療に励んでくれるこどもたちの気持ちがわかり、やってみて本当によかったと思いました。

お子さんがやれば、口の機能の発達を促し健やかな口の成長をめざすことができます。
大人がやれば、快適な口周りを保つための毎日のサポートになります。
シニアの方がやれば、咀嚼と嚥下(噛むと飲む)のケアやリハビリ、フレイル予防になります。

「正しい状態にあるときの美しさ」
を知り、
正しい呼吸咀嚼嚥下構音の習得をめざして
顎の位置や歯の並びの形態的美しさまで
フォローアップをしていきたいと思います。