認知症VR体験をしました。
9月は認知症月間ということで、
いろいろなところで認知症の知識や理解を深めるための活動がおこなわれています。

認知症VR体験は、
VR技術を用いることで
認知症の方の感情や心理状態、
特有の視点や感覚などを疑似体験することができます。

認知症の人それぞれの症状や捉え方等を具体的に理解することで、
その誤解や偏見をやわらげ
より良く支えていく方法を体験を通して学ぶことをめざしています。
家の中に知らない誰かがみえたり
いつもの道がどこにいるのかわからなくなったり
財布をどこにしまったかわからなくなって家族に怒られたり、、
体験してみて感じたことは
もうひとことで
「怖い」
でした。
おそらく、
認知症当事者の方は
恐怖が不安に
恥ずかしさが怒りに
情けなさが強がりに
悔しさと無力さが諦めに
つながってしまうのだろうと、想像しました。

認知症当事者の方のことばがかかれたしおりをいただきました。
オレンジリボン🍊がついています。
「認知症って 皆が思うのと 実はちがうかも
困ったことだけ助けてね」
一部を知って、多くをわかった気にならないこと。
“相手のことは 自分は わかっていないのだ”
と自覚して接することが
思いやりであり、礼儀なのかもしれないと思いました。

「認知症の歩き方」
手に取りたくなるような装丁と
興味をふくらませる話の進み方。
すばらしいです。
読んでみます!