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口腔機能を診る検査器具の紹介⭐︎

口腔機能発達を診るための検査器具のご紹介
nasometer(鼻息鏡)と、FGマルチルーラー(bio-balanced facial growth)です。

nasometerは
鼻腔の通気度を測定します。
鼻が通り鼻呼吸ができているかを測ります。

この検査は、
鼻から息ができているか。
鼻息の様子を可視化して調べることができます。
構音に関するリハビリの際も使用します。

大真面目な検査ですが、
測定をしているお子さまの様子がかわいくて
保護者の方も思わず笑みをこぼしています。

FGマルチルーラーは
顎関節症治療において開口量の測定に用いたり
顎顔面の成長発育の観察、顎誘導治療の効果判定に有用です。
歯列幅径(歯列のアーチの幅)
前歯部被蓋(上下前歯の覆い被さり量)
開口時前歯部上下顎間距離(口を開けた時の上前歯と下前歯の距離)
顎偏位量(顔の中心からの顎のずれ)
などの計測に使います。

indicater line(鼻のあたまと前歯の距離)
cheek line(下瞼〜頬の膨らみと鼻すじとのなす角度)
の測定をします。
理想値と実測値との差から発育・発達度合いを判断します。

顔の機能と形態を数値化することで
客観的・具体的になり
日々の成長を見守る中に楽しみが加わります。