訪問歯科診療の相棒たち。以前にinstagramのストーリーズで投稿していた、「訪問歯科の頼れる必需品」を並べてご紹介します。
右上から
①義歯(入れ歯)を修理する道具
お口の外で使う「削る機械」です。
これがあれば、歯が抜けてしまった部分にダミーの歯や歯ぐきをお使いの義歯にくっつけたり、当たると痛い部分を削ぎ落としたりの調整が可能です。
お時間と状況がゆるせば、在宅でもその場で入れ歯の歯を増やしたり減らしたり歯ぐき部分を整えたり自在にできます。
②口腔清掃用品(歯ブラシと歯間ブラシとデンタルフロス)
訪問歯科診療はまず第一に口腔清掃。
tepe さんとライオンさんの道具とweltecさんのconcoolシリーズの材は、高い頻度で使用しています。
③プローブとキュレット
ムシバラスのケースに入れています。
プローブは歯周ポケット検査に使います。歯ぐきの炎症を診断するときの一つの指標にします。キュレットは水や電源を使わずに歯石を取ることができる道具です。
訪問・外来どちらでも使用します。
④入れ歯を調整するための材料
正式には動的リライニング材といいます。亀水 化学工業さんのDILという歯科材料です。
難しい症例(患者さんのおつらい症状)に出会う臨床現場で何度も助けられています。義歯でお困りの方の診療には欠かせません。
⑤移動ポーチ
ボールペン、ポケットライト、眼鏡、印鑑、手帳、財布、鍵、摂食・嚥下ポケットガイドが全てコンパクトに収まる @classicolabcoat さんのペンケース・SUEDE。
歯科の訪問診療は荷物が多く、数軒続けてお伺いするうちにあれ、どこにしまった?となることが以前ありました。
物の定位置を決めておくことは小さなミスの防止になります。
訪問歯科診療においては、
先ず大切にしていることは
患者さまご本人の「今」の快適と
支える方に安心していただくこと。
歯医者さんの道具ってかわいいのね。
歯科の治療器具、興味深いです。
歯医者は技術職だな。
患者さま、ご家族さま、多職種の皆さまから
診療中にこのようなお声がけをいただき、
手技をじっとご覧になってくださいます。
清潔と安全を心がけ、
快適と安心をお届けできる訪問歯科でありたいと思います。