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日本小児口腔発達学会と口腔機能支援士

先日、2日間にわたり日本小児口腔発達学会に参加しました。併せて、口腔機能支援士を取得しました。


健やかな口腔機能を育成することは、
美しい顎顔面形態を獲得することにつながります。

上顎の骨と下顎の骨を合わせると顔の70%が”顎”です。
顎が理想的に発達すると理想的な顔面形態に発育します。

よく噛むと顎が強くなる。
といったことはよく耳にしますが、
それはどうしてでしょうか。

たくさんのことを、皆さまにお伝えしていきたいと思っています。

正しい呼吸をする。
正しい睡眠をとる。
正しく食事をとる。
正しく会話をする。

口腔機能が正しく成長すると
笑う、話す、噛む、飲む、歌う…
顔を使う日常生活動作が
楽に、そして楽しくなります。

機能を育み、
ひとつひとつの”できる”を重ねた幼少期の先に
自信がついた、
健やかで美しい顔へと成長した未来が待っています。

講演の中において

小児期における健全な口腔機能の獲得
・う蝕予防
・理想的な歯列・咬合の獲得
・健全な口腔機能の発達支援
・乳幼児期における食事の評価
・授乳・離乳を含む摂食嚥下機能の評価

超高齢社会において歯科の果たす役割
・高齢期の健全な口腔機能の維持
・成人のオーラルフレイルの予防

とあったように、

小児期の口腔機能育成は、
将来の介護予防へとシームレスにつながっていきます。

自信と誇りをもって育ち、生きぬいていくために。

たくさんの役割を担う顔の機能と形態を
美しく健やかにするお手伝いをしていきたいと思います。