デンタルワールド 45号 に執筆記事の掲載があります。
よろしければぜひご覧になってください。
(歯科医療従事者向けの情報誌・記事です。)
@crossfield_dental さんは
歯科材料だけでなく、これから患者さまと医院をつなぐ待合室関連の商品もどんどん取扱っていく予定だと先日伺いました。
診療に直接関係のないアイテムを
歯科関連会社さまが取り扱い、
その製品を医院は選び採用し
患者さまに有益になるように応用する。
興味深い試みに共感しました。
発売と同時に取り入れ
うまく活用できていると感じはじめていたところに、
この記事のお話をいただきました。
面白そうだけど、
あまり見たことがない新製品。
試しに入れてみて皆さまが気に入ってくれたらいいな。
という始まりでした。
冒頭、遊びによる効果に関する説明は
全て伝聞形式の文章で始まるという
科学系ではしない、ユニークな記事になりました。
来院し、リラックスしながら遊んでくれる
みんなのことを一人ひとり思い出しながら
楽しく書けました。
掲載写真を見て
僕の!私の!作品だ✨✨
と気付いてくれた子たちもいると思います。
みんな、ありがとう♡
そしてパパママたちも
私たちの作品だ✨✨
と気付いてくださった皆さま。ありがとうこざいます。
ご依頼いただきました @crossfield_dental さま
ありがとうございました。


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https://www.crossf.com/manage/wp-content/uploads/2025/08/80ec6e9f2cce9824b19bfee25b859749.pdf
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組み立てブロック「テグミー」を利用した待ち時間の活用法
花空木デンタルケアオフィス
(東京都墨田区)
院長 永尾 真以
テグミーは計算されたタテヨコナナメの切れ込みが入った平面ブロックです。大きな作品から細かな作品まで作ることができ、ダイナミックな発想と緻密な試行錯誤を繰り返していくことで心が育まれていくそうです。
テグミーには、パーツの組み合わせに明らかな制約があります。心理学的な研究では適度な制約の存在が創造性を引き出すことを明らかにしているそうで、そうした制約を乗り越えて新しいものを生み出すということの楽しさを教えてくれるとのことです。
当院は診療室の中にダイニングセットを置いています。
自分の部屋でのんびり過ごすように付き添いの方の診療を待ったり、実際の食事シーンと同じ姿勢でかみあわせのチェックや食事指導をおこなうことができる汎用性の高い設備であると考えています。
そこにタブレットやモニター画面ではなく、あえてアナログのおもちゃを置くことで、親子・兄弟の関わり方や手指の巧数性、記憶力、集中力、思考力、空間認識能力、創造性や言語化力など、自然に多くの患者情報を得ることができます。
そこから知り得た情報が、医師患者間のラボール形成や診療におけるコンプライアンス向上に有用となっているように感じています。
また、顎模型や口腔衛生用品も誰もが手に取れるように置いています。
組み立て遊びを始めるには満たない乳幼児のお子さまが、テグミーブロックをビスケットに見立て、顎模型に食べさせ咀嚼運動のようにパクパクと動かし、その後にその顎模型に歯みがきやフロスをしてあげている。
そのような見立て遊びをしていることもあります。
診療終わりに片付けをしていると、その日一日皆さまがどのように遊んでいたかがわかることも日々の楽しみのひとつになってきました。
斜塔がそのままバスケットに入っていたり、
乗り物にディスプレイの歯のぬいぐるみが乗っていたり、あえて白一色で仕上げた作品が残されていたり、
たくさんのアイデアにひとり笑いながら幸せな気持ちにあふれ、一日の診療を締めています。