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口腔機能を診るための検査機器を新たに一つ導入しました

口腔機能を診るための検査機器を導入しました。
舌の運動機能を測る機械です。

以前に、お借りしていた同機器で試用測定してくださった方は見覚えがある測定器かと思います。

お子さまから大人まで
痛みや長時間の辛抱なく、
簡単に使用することができ大変有用であると感じたので
この度医院で購入、所有することにいたしました。

食べること・話すことなどの口の動き・役割を想像すると歯や顎の方に注目しがちです。
しかし実は、舌の役割はとても重要なのです。

例えば、
噛んだ食べ物をまとめて喉の方に送り込むこと。
文字のかたまりを言葉として発音し、構音すること。
歯列をきれいなアーチに添うように並べておくこと。
フェイスラインを理想的に作り、保持すること。

たくさんの働きをしています。


歯ならびを整えて育てたい。
聡明な顔立ちに育ちたい。
滑舌よくお話できるようになりたい。
たるみのないキレイな横顔を作りたい。
生涯好きなものを食べられるようにいたい。

口腔機能を育て、鍛え、保つことは
生きているなかでうまれてくる、
こうだったらいいな。
を静かに叶えてくれます。

自分自身に
自信をもって育ち、
誇りをもって生き抜いていくために
歯科に力があることを信じています。



漫画仕立ての説明書でわかりやすく解説しています。


一番注目したいフレーズがあります。

「今まで検査の話をしていましたが、
実は管理や訓練の方がさらに重要です。」

のセリフ。

この測定器はあくまで、
最大舌圧を測る機器です。その時点での、瞬発力です。

“正しい位置での持続的な最適圧力を常に保つこと”

が、本来、めざすところなのです。

検査機器を用いて把握した数字を一つの指標として複合的にその方固有の状態をつかみ、
舌も含めた顔の筋肉が理想的に連動して機能していくことをサポートしていきたいと思います。

動画やテキストでの情報は、
ネット上からも拾ってくることができます。
知識や概要として大まかに習得するにはとても便利です。

意味はわかった。
さぁ。じゃあ、どうしようか。

となったとき。

ぜひ、歯科医院をご活用ください。

歯科に管理を任せ、
お一人おひとりに合わせて組み立てた
無理のない訓練プランを
楽しく実践していきましょう!