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口育てトレーニング・”飲み込む”の練習

口育てトレーニング🏋️‍♀️”飲み込む”ことの練習

息をする。食べる。
本能的に思えるこれらの行動には、
本来正しい方法があります。

呼吸-息をする
咀嚼-噛む
嚥下-飲む

を、”正しく”習得し習慣づけることによって、
必要な栄養摂取と睡眠・休養を効率よくおこなうことができます。

よく食べよく眠り
よく体を動かし頭を働かせることでより健康に過ごし、
もってうまれたその子の能力をしっかり発揮できるように成長・発育・発達していく土台作りをめざします。



[“飲み込む”ことのおはなし]

乳児型嚥下(赤ちゃんの時の母乳やミルクを飲むときの飲み込み様式)が残ったまま、
幼児期・学童期・成人期へと成長している方が多くみられます。

乳児型嚥下が残存したままになると、
舌癖(舌を前に出す癖)が続くことにより、
・開咬、上顎前突(出っ歯)を含む歯列不正の原因になる
・発音時(特にサ行・タ行など)に構音の不正確さの一因
・食べ方において食事の場でのマナー面のこと
・飲み込むときのむせや詰まらせなど安全面のこと

成長に伴い、
さまざまな気になる点が増えてくるようになります。

[乳児型嚥下の特徴]
・舌を前に押し出す動き(舌突出)
・唇や頬の筋肉、顎を使って嚥下を行う
・飲み込むときに舌で前歯を押すことで不適切な圧力がかかる
新生児〜乳児期には正常な嚥下様式(飲み込み様式)です。

[成人型嚥下の特徴]
・舌の先は「スポット」に位置する(上顎前歯後方の突起付近)
・舌が口蓋に沿うようにつき、後方にむかって力が働く
・唇や顎には力がかからない(自然で目立たない嚥下)

成長発育の過程で、
離乳とともに成人型嚥下(大人の飲み込み様式)にきちんと移行していくことが理想とされています。

・歯ならびが気になるようになってきた
・食べ方がきれいじゃないかも
・ことばが聞き取りづらいことがある

など、気になることがありましたら
ぜひ歯医者さんしてみてください。



口育てトレーニング🏋️中の皆さまへ☝︎
診療時にお伝えしきれないこと、おうちで実践していただきたいことを載せていきます。
ほかのおともだちや保護者さまも、トレーニングの中で同じように悩んでいたり、質問があったりしているかと思います。ここに通ってくれている皆さまが”健やかないい顔😁”に、皆さまで育っていけるよう、
ぜひどんどん聞いてください✨✨
私もがんばって掲載していきます!



[理想的な”飲みこむ”のための練習]

♪ウォーミングアップ

・開口訓練
大きく口を開けて数秒(それぞれ発達に合わせてお伝えしている時間)キープ。
鼻で呼吸することと
段々閉じてこないように
を、気をつけておこないましょう。

・舌をスポットにつけ開口・閉口練習
舌の先だけでなく全体が”上顎の屋根”に沿うようにして、そのままできる限り大きく開けます。そして閉じます。繰り返します。練習中は鼻で呼吸しましょう。

・うがいトレーニング
1、水を入れずに上をむいてエアガラガラ
2、水を入れてガラガラ
3、ガラガラの途中でストップ→鼻から3呼吸→またガラガラ
・”カッ”の発音練習
舌の奥、喉の方に負荷がかかることを意識しながらおこないます。できれば鏡を見ながら舌の動きをみましょう。連続して、カッカッカッと少し大げさに発声します。

※ここまででうまくいかない場合、姿勢・呼吸・舌のポスチャー(位置)の確認に戻りましょう。

♪トレーニング1🏋️
喉だけで飲み込む練習

準備:ペットボトルのふた、飲む用の水

ペットボトルのフタに半分くらい水を入れます。

1、口を開けて少し上を向いたら舌の上に少しずつ水を流します。

2、そのまま上を向き、
水が喉まできたら「口を開けたまま」喉だけで口の中の水を飲み込みます。

※ここで口が閉じてきてしまう場合は二横指(指2本重ねた分)口に入れて閉じないように練習します。

※難しければウォーミングアップのみをまずは繰り返し練習してみましょう。

トレーニング2🏋️‍♀️
舌をスポットにつけて飲み込む
準備:ペットボトルのフタ、飲む用の水、アイスの木の棒

1、少し上を向いてペットボトルのフタ半分くらいの水を含みます。

2、口の中にためたまま、舌をスポットにつけます。

3、正面を向き、
アイスの木の棒を下の奥歯の上に置き、
棒を軽く噛んで、
イー😬の口の形ののまま
水を飲みこみます。
⭐︎コツは舌先で上顎を上に押すように飲むことです。

※このときに、舌が上下の歯と歯とあいだからでてきてはいけません🙅‍♀️
ここでうまくいかない場合は舌のトレーニングに戻ります。

4、正しくできたことを確認します。それぞれ発達に合わせてお伝えしている回数おこないましょう。

間違えたまま回数を繰り返しても、残念ながら意味がありません。
診療時に確認しながら、医院とご家庭と力を合わせて取り組んでいきましょう✨✨

嚥下訓練(飲み込みトレーニング)はまだまだあります。
まずはここまで😊

きれいな食べ方と美しい顔立ち作りをめざしてがんばりましょうね♪