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医療現場におけるデザインの力

classicoさんとplanticaさんのコラボデザインの、勿忘草柄。

勿忘草 forget-me-not の花言葉
 
 真実の愛
 誠の愛
 私を忘れないで

鮮やかなブルーが気に入っています。

内側を、うらがわを、
内面を見せたくなる白衣。

医療現場におけるデザインの力を感じることがあります。

外来でも訪問診療でも、
少し華やかなデザインの診療着を身につけていると
患者さまやそのご家族さまが喜んでくださる場面に多く出会います。

「先生を見ると元気がでる。」
なんて有難いお言葉をかけてくださって、
お具合がいいときにはご自身も少し身支度をして迎えてくださったり、
歯のクリーニングの後はお友だちとお食事なのよ。と素敵なお召し物でご来院くださる方もいらっしゃいます。


印象的な言葉をくださった方がいらっしゃいました。

「ずっと介護だった両親を見送った。
子どもたちもそれぞれ巣立っていった。
自分なりに一生懸命やってきたつもりで、
すごく寂しいのにホッとしている自分もいる。
あるときふと鏡を見たら
私、こんな顔してたんだ。って知って、
自分のことはずっと後回しだったんだって気づいた。
こんな顔していたらいけない、
と思ってニコッとしてみたら、
目に飛び込んだのが”歯”で。
これから自分のために何かしたいと
一番に思ったのが、歯の治療だった。」

というお話でした。

そのような大切なお気持ちを私に話してくださったこと、
どのようにこの敬意をお伝えしたらいいか
うまく言葉が出てこないほど
心から感謝いたしました。


若い頃、
見た目より中身が大事。
とか
おしゃれを持ち込むのは真面目ではない。
というような雰囲気が
私の周りにはあったように感じていました。

内面を整えるのは当然のこと。
外面を整えるのも必然のこと。
と、
今なら
自信を持って言える気がしています。


誰かの助けを必要としている方も
誰かを手助けする必要がある方も
何かに真剣に取り組んでいる人も
何時も真面目に努力している人も

自分の見た目を整えることに
罪悪感を持つ必要はないのだと思います。

外見は 内面のいちばん外側 ですから。

誰と比べるでもない
自分史上一番きれいな自分でいるために、
歯科の役割がありますように。