まずはフロスを使ってみよう!と思い、実行できていることがすばらしいです。
慣れてくると、どっちを先にやればいいのだろう。。と疑問もでてきますよね。
迷っているのであれば、
“フロスが先”がおすすめです。
なぜなら、フロス→歯ブラシの方がプラーク(歯の汚れ)除去率が高くなるからです。
「フロスを歯磨きの前に行うことが最も効果的に歯垢を除去する理想的な順序である」ことが米国歯周病学会誌で報告されています。
また歯間の汚れをフロスで取り除いてから歯みがきをおこなうことで、歯ブラシにつけた歯みがきペーストのフッ素などの有効成分を、歯と歯の間のすみずみまで届かせることができます。
フロスを使っていると、ひっかかりに気づいたり途中で切れてしまうということがあります。それにより虫歯や、つめもの・かぶせものの不具合に早期に気付くことができたり、歯石がついてきたことにもご自身で感じとることができます。
フロスにはすべりがよく初心者にも使いやすいワックス付きのものと、プラーク除去が効率よくおこなえるノンワックスのものとがあります。
ほかにも軸のついている糸ようじタイプのものやブリッジ用のフロスなど、お一人おひとりの口腔内の状況に合わせて最適なものをご使用いただくのが1番です。
花空木デンタルケアオフィスでは、フロスや歯間ブラシなどの補助清掃器具の選び方や使い方などのアドバイスをおこなっています。
定期的な歯科検診や歯科医院でのクリーニングに加え、ぜひご自宅でのセルフケアにも力を入れていただけたらと思います。