スウェーデン歯科研修滞在記⑩研修のまとめ🦷🇸🇪
スウェーデン研修に出発してから、あっというまにひと月が過ぎていきました。
この滞在記を書いていたり
診療で持ち帰った知識や歯科材を使ったり
資料やおみやげの振り返りをしている間は、
なんだかスウェーデン研修が続いているようで
引き続き、ずっと充実した帰国後数週間を過ごしています。
学生の頃以来の海外研修。
準備の期間から始める短期の海外研修は、
社会人になった今トライしてもすごく充実していて、
こういったチャンスをもてる環境にいることをとても幸せに思います。
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海外の短期研修に、
はじめて参加したのは中学生の頃です。
北米にいきました。
語学と海外文化に親しむことが目的のプログラムでした。
初めて親元から離れて1人で行く海外。
中学入学と共に勉強を始めた英語は、まだ過去形くらいまでの習得。
現地で出会った、
見たことないほどの大きさのコーラや、嗅ぎ慣れない洗剤のにおい。おどろくほどに鮮やかなお菓子の色やテーマパークみたいなリズムの流れるラジオ。
全てが新鮮で、自分がこれまで過ごしてきた日本との違いにただただ驚くばかりだったことを思い出します。
短い期間の滞在でもたくさんのことを得ることができ、
忘れられない経験をする感動を知ってしまった私は、
そのはじめてのホームステイから
通っていた高校の姉妹校ステイ、
歯科大学の姉妹校歯科研修プログラムと
それぞれ数週間の海外研修の機会をいただいてきました。
もっと聞けるようになりたい。
から始まったことは
もっと伝えたい。
になり、
もっと知りたい。
から始まったことは
もっと共有したい。交換したい。
になっていきました。
いつの日か、
ただ受け取るばかりでなく、
ちゃんと自分もプロフェッショナルになって
力と知識を差し出せるようになりたい。
と思うようになっていきました。
成長があったな。と自分のことながら感じます。
短期での訪問や滞在は意味があるのか。ないのか。
それは、自分自身が決めることだったと思っています。
それぞれの研修は、
そのチャンスをもらうためにおこなった準備の期間から始まり、20年30年飽きることなく学びを楽しみ、
まだ終わらないそれぞれの研修を
今も続けているように思います。
そしてこれからも続けていくのでしょう。
そのとき出会った人のことや、心が動いた瞬間のことは
今でもふと折々に思い出し、
きっと生涯忘れることはないと思っています。
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今回も、備えて学びを始めるなかで、
すばらしい出会いや新しく知ることがたくさんありました。
歳も取り、
母になり、院長になり、
時間も体力もお金も有限で、
やらない理由や行けない理由をみつけることは簡単でした。勇気を出して挑戦してみて本当によかったと思っています。
それが今年で、今回の参加であったことを幸運に思います。
そして帰ってきた今、
学び続けたい気持ちはさらに大きくなり、
また、終わらない研修が1つ増えました。
これからまた訪れるかもしれない次の海外研修を思い描いては、きっと今から準備を始めるのだろうと思います。
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これでスウェーデン歯科研修滞在記は”完”です。
日記のように書くことで思考は整理され、備忘録になりました✨
これからも日々過ごす中で、スウェーデン🇸🇪・北欧を見つけていって、
“墨田で出会える北欧な場所”をめざしたいと思います🤭




















あ

