早いものでもう3月ですね。
試験や面接を乗り越えて、いよいよ次のステップをむかえる時期。ドキドキとワクワクが混ざった清々しい毎日をお過ごしかと思います。
先ずは、ご就職・ご進学おめでとうございます。
少し長い春休みには、普段なかなか会えていなかった人と会ったり、行きたい場所に旅に出たり、見たいものを見て、読みたいものを読んで、たくさんの人やものに出会って、充実した日々を過ごしていただけるといいなと思います。
私自身も、学生の頃の春休みを振り返ると、数えきれないほどのたくさんの経験と思い出であふれています。その経験や思い出が、大人になり社会人になった今の自分の思考や行動の土台となり、良い時も悪い時も自分の中から自分自身を支えてくれていることを感じています。
次のステージにすすむ皆さまが充実した日々をお過ごしになれますよう、お祈りしています。
歯のおはなしをしていきたいと思います。
歯ぐきに炎症を起こす病気・歯周病の感染の窓(感染し細菌が定着しやすい時期)は、14歳頃から20歳頃のティーンの時期と言われています。むし歯の感染の窓は3歳頃といわれており、その頃は保護者の方がケアしてくれているおかげでむし歯のある方は以前に比べて減少していることが統計データで明らかになっています。
しかし、歯周病の感染に関しては情報がまだあまり知られていないことや、口の中の痛みや見た目などの症状が現れるまで時間を要するために、気付かないまま年月が過ぎ、症状がでるころには大がかりな治療が必要なまでに進行している、という例が多くみられます。
若い頃からご自身の体に目を向けて、少し時間を作りケアをしていくだけで、年齢を重ねたときに大きな違いが出てきます。歯やお口のことでご苦労をなさっている中高年の方は、「もっと前からちゃんとしておけばよかった。」というようにおっしゃいます。健康の貴重さをご存知だからこそ、今からできることを懸命に実践なさっていらっしゃいます。
当時の情報量や時代背景を考えると、現在は大変恵まれています。ぜひ、10代20代のうちからお口の健康を考えていただけたら嬉しいです。
ティーンのお子さまをおもちの保護者の皆さま、特に年度替わりに医療費負担が変更になる年齢のお子さまがいらっしゃる方には、ぜひ3月のお休みのあいだに、一度歯科医院に足を運んでいただけたらと思います。
3月中に受診された方には、合宿や旅行にも持っていけるファスナーつきの歯ブラシケースに、歯と歯ぐきのケアにおすすめの歯ブラシと歯みがき剤を選んでお持ち帰りいただけるようにご準備しています!
墨田区にお住まいの20歳の方は、墨田区成人歯科健康診査の票がご自宅に届いていれば、お待ちになって受診していただくと自己負担なく健診を受けていただくことができますので、どうぞお確かめくださいませ。
若い皆さまが居心地よくいらっしゃれるように、アロマの香りやカラフルなケアグッズをご用意してお待ちしております。